盛岡で婦人科と産科の診療を行う黒川産婦人科医院が、出産後に直面する母乳の悩みと解決方法をご紹介します。出産を終え、次に直面するのが母乳の悩みです。母乳は赤ちゃんにとって一番の栄養であるといわれており、母乳で育てたいと考えているママは多いでしょう。しかし、母乳の需要と供給がマッチするまでには時間がかかるため、焦らないことが大切です。
出産後のよくあるお悩みに母乳をうまく飲んでくれないことが挙げられます。
母乳をうまく飲んでもらうために、ママが気を付けたいことを見ていきましょう。
赤ちゃんにうまく飲んでもらうために大切なのは、抱き方です。
母乳を飲んでもらおうと、赤ちゃんに覆いかぶさって前かがみで授乳するママが多いのですが、体への負担も大きくなります。
この4つをチェックしましょう。
特に高さが合っていないと、授乳がうまくできません。
乳頭と鼻の高さがきちんと合うように抱っこすると、吸い付きやすくなってうまく飲めるようになります。
授乳クッションやタオルを使い、ぴったりと合う高さを見つけましょう。
抱っこでぴったりのポジションが見つかったら、次は含ませ方を工夫しましょう。
赤ちゃんがうまく吸い付けないと、乳首がひりひり痛む・切れて血が出るなどのトラブルが起こります。
これは乳頭だけを吸っていることが原因です。
乳輪全体を赤ちゃんの口に含ませるようなイメージで、赤ちゃんが大きな口を開けたときに下あごで乳輪の下の部分を含めるようにすると、しっかりと吸い付くことができます。
赤ちゃんが母乳を欲しがるサインをしたら授乳しましょう。母乳を欲しがるサインをキャッチして授乳を始めると、赤ちゃんもママも落ち着いて授乳することができます。
以前は3時間おきなどと時間を決めて飲ませる「定時授乳」が勧められていましたが、現在は赤ちゃんが欲しがる度に飲ませる「頻回授乳」を推奨しています。
赤ちゃんもママも授乳の回数を増やしていくことで、お互いに慣れてうまく授乳ができるようになっていきます。
赤ちゃんが産まれたら当たり前のように母乳が出ると考えていたのに、なかなか母乳が出なくて落ち込んでしまうママは多いです。
おっぱいが出ないときに試したいポイントをチェックしましょう。
母乳は赤ちゃんが吸う刺激によって作られます。
産後早期から、赤ちゃんに吸ってもらうことが大切です。
乳輪全体を赤ちゃんの口に含ませましょう。乳首だけを吸わせると傷ができる場合があるので、深くくわえさせることを意識しましょう。
赤ちゃんに触れあっていたり頻回に吸わせて母乳を飲ませることで、授乳は軌道に乗ってきます。
産後、疲れていてなかなか食欲が出ない、ゆっくりとご飯を食べる時間がないとつい食生活が乱れてしまいがちですが、産後だからこそ栄養のあるものをたくさん食べるように心がけましょう。
母乳で育てたいと思っても、おっぱいをうまく吸ってくれない、母乳がなかなか出ないとなると焦りや不安が生じます。そんなときは、入院中の授乳の様子や母乳外来で授乳の様子を診てもらいましょう。
盛岡にある黒川産婦人科医院では、母乳外来を設置しております。産後の母乳や育児の相談ができるため、安心して母乳育児が続けられるでしょう。
また、母乳育児をスムーズにしていただくための場所として、生後2週間から1歳までの赤ちゃんとママを対象に、母乳育児サークルを運営しております。ママ同士で母乳育児を支え合い、赤ちゃんとの生活を楽しんでもらえるようサポートさせていただきます。その他、様々な産後教室を開催しておりますので、お気軽にご利用ください。
出産したら母乳で赤ちゃんを育てたい、母乳の相談ができる産婦人科を探しているという方は、ぜひ盛岡の黒川産婦人科医院にご相談ください。
院名 | 黒川産婦人科医院 |
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住所 | 〒020-0013 岩手県盛岡市愛宕町2−51 |
TEL |
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URL | https://www.ob-gyn.or.jp/ |
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休診日 | 土曜日午後、日曜日・祝日 |
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駐車場 | 50台有り |