岩手の産婦人科病院が、出産にかかる費用について解説いたします。赤ちゃんを迎えるために準備しておきたいことの一つが、出産費用です。「出産するとどれぐらい費用がかかる?」「入院・手術にかかる費用が高額になってしまうのでは?」などの疑問をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。こちらでは、出産時に利用できる助成金についてもご紹介しますので、ぜひ参考にしていただければ幸いです。
出産費用として入院や分娩などにかかる費用は、お住まいの地域や病院などの条件によって異なるため、一概にいくらとはいえません。出産費用はどのような条件によって変わるのかをご紹介します。
出産費用には地域差があり、また、総合病院・個人病院・診療所・助産院など「どこで出産するか」によっても費用が異なります。費用の違いは、常駐する医師やスタッフの人数、設備、提供しているサービスなどによるものです。
そして、入院期間中にどのような部屋で過ごすかによっても費用が変わってきます。入院の際に個室を選択した場合は、別途追加料金がかかる場合があります。個室の費用は病院によって異なるため、事前に確認しておきましょう。
自然分娩、帝王切開、和痛分娩などの分娩方法によっても出産費用は変わってきます。自然分娩は病気やケガには該当しないため、公的医療保険は適用外となり、基本的に全額自己負担となります。一方、帝王切開は医療行為の介入を伴う分娩となるため、手術や投薬、麻酔などの医療費が公的医療保険の対象となります。
和痛分娩は自然分娩と同じく公的医療保険は適用外となり、麻酔薬などの投与を行うため、自然分娩よりも高額になるのが一般的です。
出産する曜日や時間帯によっては、入院費用や分娩料が割増料金となる場合があります。休日・祝日・年末年始などの長期休暇に出産する場合、また分娩が深夜や早朝など、病院が定めた時間外となる場合は割増料金となるところが多いです。
どのような条件でいくら割増料金となるのかは、病院によって異なります。出産のタイミングをコントロールすることは難しいため、あまり気にする必要はないでしょう。
健康保険に加入している方は、出産する際に所定の手続きを行うことで、助成金を受け取れる場合があります。こちらでは、出産時に活用できる助成金についてご紹介します。
出産手当金は、妊娠・出産のために仕事を休業する健康保険加入者に対して支給されます。1日あたりの支給額は、「支給対象者の標準報酬日額の2/3に相当する金額(1円未満四捨五入)」となっています。月収によって受け取れる金額が異なりますので、事前に確認しておくことをおすすめします。また国民健康保険の場合はありませんのでご自身の健康保険の内容をご確認ください。
出産育児一時金は、国民健康保険、健康保険に加入している方、もしくは配偶者の健康保険の被扶養者であり、妊娠4か月(85日)以上で出産する方を対象とした助成金です。支給額は、赤ちゃん1人につき42万円となります。
出産手当金と出産育児一時金は、それぞれの条件に該当すれば両方受け取ることができます。その他の助成金や給付金制度については、加入している健康保険の種類や働き方などによって異なりますので、詳細は勤務先やお住まいの地域の自治体などにご相談ください。
妊娠してから出産するまでには、妊婦健診や入院・分娩費用などの様々な費用がかかります。出産費用は地域や病院によっても異なりますので、具体的な金額は病院のスタッフ、もしくは受付スタッフに確認しましょう。
また、助成金を活用することで、出産費用の負担を大きく軽減することが可能です。それぞれの制度の特徴や条件などを押さえておきましょう。
岩手県盛岡市にある黒川産婦人科医院では、妊婦健診の検査費用をはじめ、出産にかかる費用について丁寧にご説明するよう心がけております。少しでも負担を軽減し、新しい命を安心して迎えられますよう、「寄り添い」と「思いやり」のあるサポートをさせていただきます。ご不明な点がございましたら、お気軽にお尋ねください。
また、月経不順や月経痛など婦人科一般の症状、子宮がん検診、中絶手術、更年期症状などのご相談にも対応しております。女性の健康をトータルでサポートいたしますので、お気軽にご相談ください。
院名 | 黒川産婦人科医院 |
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住所 | 〒020-0013 岩手県盛岡市愛宕町2−51 |
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URL | https://www.ob-gyn.or.jp/ |
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休診日 | 土曜日午後、日曜日・祝日 |
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駐車場 | 50台有り |